夢分析について

　夢は迷ったときに決断を促し、人生そのものを豊かにしてくれるものです。　臨床心理カウンセラーとの対話においても、夢分析はカウンセリング手法の一つになります。

夫婦問題を解決したい場面においても、夢分析によって本当のご自分の気持ちを知ることがとても役立つことでしょう。

夢は本当の自分から、自分への手紙です。　夢が伝えようとしているメッセージを読み解くことができないと、夢（潜在意識）は自分を見捨ててしまいます。　どんな夢でも自分の味方ですから、心の深層を明らかにして、夫婦問題をいい解決へ導くことをお勧め致します。

※夢の持つメッセージの意義とポイントを挙げておきます。

　〇夢（潜在意識=深層心理）は自分から自分への手紙です。

　〇夢は危険を防止してくれる。

　〇夢は自分の未来を見せています。

　〇夢は過去にやり残した課題を示しています。

　〇つまらない（拙速な）夢の解釈はせっかくの夢をだいなしにする。

　〇夢のメッセージに気づかないことは、大事な手紙を読まないことになる。

　〇夢は勇気を与えてくれます。

※夢を読み解くポイントは以下のとおりです。

〇夢の内容を覚えているか

〇夢を見て、何が心に浮かんだか→　どんな感じがするか

〇夢のあらすじ、場所と登場人物、どの時代のことか

〇登場人物は自分か、自分だとすると自分の中のどこの部分か

〇夢の続きをみるか

〇夢の中に何か象徴的なものが登場するか

〇現実と一致しないものは何か

〇子供の頃のこと等、過去のことについて

〇人格的な成長については

〇性については

〇コンプレックスは　

※　夢の持つ意味（メッセージ）は、夢を見た方に過去を追体験してもらうこ

とです。　夢見者は、ご自由な連想によって夢のメッセージを解釈します。　

カウンセラーはご相談者との対話を通じて、連想を促す役割りを致します。　

何度も似たような夢をみる場合は、過去の経験を浄化しているためだと思わ

れます。