円満調整調停(夫婦関係調整調停)を利用する
夫婦の同居・扶助の義務の確認を求めて、家裁に円満調整調停(夫婦関係調整調停)を申し立てることができます。 ただし、お相手の現在居住地が不明ですと家裁は呼び出しができません。 円満調整調停の場面では、別居等の原因について改善の対策等を申し述べて、いついつまでに双方は同居を回復する旨の調停成立を目指して、双方の考えをすり合わせていきます。 円満調停では、面倒をみてくれる弁護士は少ないので、自分で調停に臨む決意が必要です。
また、別居中の子供との面会交流の実現についても調停を申し立てます。
調停では、専門の調停委員から夫婦関係について意見を聞くことができるので、積極的に利用するのも一つの方法です。費用は数千円程度です。
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