慰謝料や財産分与の不払いの回避
慰謝料や財産分与の金銭の支払いについては、一回一括払いの取り決めが基本です。 どうしても一括払いが難しい場合の分割払いは、多くても3回までです。それ以上になると、支払わなくなる率が高くなるからです。
また、可能であるなら支払いを保証するために、物的担保の設定や連帯保証人を選定してもらうことも検討しましょう。
慰謝料については、それが何についての慰謝料であるものかを明記することが望ましいです。 離婚すること自体に関するものなのか、不倫やDVなどに関してのものなのかです。
不払いに備えて、公正証書を作成して、強制執行認諾文言を盛り込む方法もあります。
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